彼の紅い目、眼差し、息使い、これらはうちを麻痺させる…
【 呪縛 】
彼の紅い目、眼差し、息使い、これらはうちを麻痺させる…
あっ…まただ…今日は棗とよく目が合う。
不意に視線を感じてその方向へ顔を向ければ赤い目がうちを真っ直ぐに見ていて…
目が離せなくて...まるで自分の体が人形になったみたいに動かない…。
「…柑…蜜柑!!こんな所に突っ立って何してるのよ!!」
蛍は蜜柑の正面に立つ。
「う〜ん…何してるって言われても…息し…」
「息してるなんて言ったらぶっ飛ばすからね」
と蛍はバカン弾を構えていた。
「ぎゃー!!ごめんなさい〜嘘やっ…嘘やから…」
「じゃあ何なのよ。」
「うん…実はな…何か今日は皆にすごい見られてる気がするんや…特に棗に…」
確かに今日は皆が蜜柑に多くの視線を送っているような気がする。
そのことに蛍も何となく気付いていた。しかし原因がわからない。
「もしや妙な噂が流れてるのかしら?もしかするとナルが蜜柑に添い寝するとか言って蜜柑にあ…(強制終了)」
「蛍さっきから何ブツブツと独り言言ってんねん。」
「何でもないわ。とにかくここの教室にずっといるのも欝陶しいし特力の教室に行くわよ」
蛍はスタスタと先へ行ってしまった。
「蛍待って〜」
蜜柑は急いで後を追いかけて行った。
「おい…星無し見たか?」
「見た見た!!すげぇよな…」
クラスはその話題で持ち切りであった。
特力の教室へ向かう途中、後ろから誰か走ってくるのに気付き
蜜柑は後ろを向くと棗とルカが息を切らせて追い掛けてきた。
「おい…水た……いや…バカ」
「アンタ今、水玉言いかけたやろ!うちは水玉でもバカでもあらへん!なぁ〜ルカぴょん!」
蜜柑はルカに同意を求めるがルカは顔を赤くし蜜柑から目を反らしてしまった。
一方、後ろに蜜柑がついて来ていないことに気付いた蛍はスワンカーに乗り1度来た道を戻ってきた。
50mほど戻った所に蜜柑が棗とルカがいるのに気付き近寄って行くと棗とルカと目が合う。
しかし蜜柑は蛍に背を向けている状態なので蛍には全く気付かない。
が…蛍は蜜柑のある異変に気付いた。
「っっ!?!?!?」
あの蛍が…あの冷静で物事にあまり動じない蛍が蜜柑を見てスワンカーから落ちた。
「どたん」という何かが落ちる音にはさすがの蜜柑も気付き
後ろをくるりと振り向けば蛍が道端に座りこんでいた。
蜜柑は驚き蛍の方へ走り寄った。
「どっ…どうしたん蛍?大丈…」
−バカンバカンッ−
廊下中に広がる大きな音
「この大バカ!!早くそのダサいパンツなんとかしなさい!!」
え…?パンツ…?パントゥー??パンTwo??
バカン弾により棗とルカのいる方へ飛ばされた蜜柑だったが
窓ガラスに映った自分の姿を見て驚いた。
「ぎゃーーーーっっ!?」
後ろ側のスカートがパンツに挟まりパンツ丸見え…というか丸出し…。
おまけに柄がプ●キュ●のキャラクターが大きくプリントされていた。
「はっ…ありえねぇ。ダッセェ」
「佐倉……」
「あんたパンツの趣味悪すぎ。」
蜜柑は散々に言われ翌日セントラルタウンの下着売場で目撃されたそうです。
+END+
言い訳
テスト中に作った物です。。なのでギャグものに・・・
これは本当は棗蜜柑の『ラブラブ物語☆』になる予定だったのに><;
最後まで読んでくださってありがとうございましたm(_ _)m