「おはよう棗!!王様ゲームしよ!!」
「…は?」
すべてはこの会話から始まったのである。
【 下剋上 】
高校生になり付き合い出した棗と蜜柑。
毎朝棗が蜜柑を迎えに行き一緒に学校へ行くのだが
今日はいつもと逆なのである。
蜜柑が棗の部屋へ押しかけ
「王様ゲームせぇへん?」
蜜柑は得意気に2本の割り箸を棗に向けた。
「は?」
「せやから王様ゲーム!!
棗が王様になったらうちが1日棗の言うこと聞いてあげる。
そのかわりうちが王様になったら言うこと聞いてな!!ほらはよ引いて!!」
蜜柑は半ば強引に棗にくじを引かせた。
『手を繋いで学校に行きたい。』
蜜柑が見事王様を引き当て棗は家来になったため
蜜柑の命令を聞かなければならなくなったのだ。
蜜柑の命令通り手を繋いで高等部の教室へ向かうが他の生徒の視線が
2人に痛いほど突き刺さる。
「うぅ…結構恥ずかしいわ〜」
「なら最初からこんな命令すんなよ。」
半ば呆れたような様子の棗であった。
「せやかて…1回はしてみたかったんよ。…ありがとうな!!」
蜜柑は満面の笑みを零した。(この後起こる恐怖も知らずに・・・)
高等部の校舎に入ると突然棗が蜜柑の手を繋いだまま音楽室へ連れ込んだ。
「棗どうしたん??…っ……」
棗は強引に蜜柑の唇を奪った。
どのくらいの時間が経ったのだろう?
蜜柑は足がガクガクして床に座り込んでしまった。
「〜っ…何すんねん!!」
「何って…キ「言わんでええ!!」…」
蜜柑は急いで棗から離れた。
「はよ教室戻ろう!!…命令っ!!」
棗は真っ赤な顔をして部屋を出ようとする蜜柑の腕を掴む。
「…下剋上ということで・・・・・・・・・・・・・・・・イタダキマス。」
そう言って棗はニヤリと笑った。
「いやや〜〜〜!!!」
蜜柑の悲鳴はいつまでも虚しく響き渡ったと言う…
+END+
+プラスイオン+の雲龍様に送りつけた小説です。
高等部設定なのですが・・・結局は微妙な物になってしまいました。。。
では最後まで読んでくださってありがとうございました。